kurozumikazutak ブログ更新しました。2012年05月22日仏師クロズミカズタカのつぶやき仏像造り手控え帳1|http://t.co/teYwXJJR at 05/23 00:24
2012年05月24日
2012年05月23日
2012年05月19日
東京国立博物館
東京国立博物館にいってきました〜。
平常展では初めて目にする仏像が3躯も。いずれも平安時代、定朝様の美作でした。
その1
菩薩立像。等身大に近い大きさ。動きが大きく来迎する阿弥陀如来に従う菩薩群のうちの一躯と考えられている。
体全体を左斜め前に傾け、左脚を遊脚としてひざを軽く曲げ顔を右斜め前に向けます。右腕を垂下させ左肘を曲げ左手は指先を上に向け手のひらを前方に向けます。
頭部の冠の細かい部分は傷んでいますが、彫刻として重要な部分はほぼ残っています。動きの少ない穏やかな表現が好まれた時代にあって菩薩形で比較的体を大きく動かしている珍しい作例です。
その2
観音菩薩立像。ほぼ直立する3尺程度の像。右腕を下げ左肘を曲げ左前腕を前方に伸ばす通例の形制。持物、標識の化仏などなし。台座(後補)の上に立っているので斜め下から拝める。
頭部の大きなかたちのあり方がわかりやすい。頭の鉢(耳の上辺り)が張りだし、こめかみから目じりにかけて量(または左右の巾)がしまりながら前にせり出していく様子がよくわかります。仏像を作っているものには特にありがたい見え方です。(偉い先生の作品でもこの側頭部の張りと顔面(こめかみ)のしまりがまったく表現されてない事が多々ありますね〜ごにょごにょ)
背中は巾が広く衣文を殆ど刻まない天衣でほぼ隠してしまっています。手数を省いて早く作るための工夫でしょう。頭部から顔面にかけてのメリハリがよくわかる事や衣の太ももにかかるあたりに縦方向の衣文をやや多めに刻むところから平安時代も末ごろ、いわゆる籐末鎌初と呼ばれる時代のもだと思います。
その3
如来像頭部の前面部分。立像なら240センチ前後の大きさとなる仏像の顔面。ひたすら穏やかな球面構成と浅い彫刻でかたちをつくっていることがよくわかります。
平常展では初めて目にする仏像が3躯も。いずれも平安時代、定朝様の美作でした。
その1
菩薩立像。等身大に近い大きさ。動きが大きく来迎する阿弥陀如来に従う菩薩群のうちの一躯と考えられている。
体全体を左斜め前に傾け、左脚を遊脚としてひざを軽く曲げ顔を右斜め前に向けます。右腕を垂下させ左肘を曲げ左手は指先を上に向け手のひらを前方に向けます。
頭部の冠の細かい部分は傷んでいますが、彫刻として重要な部分はほぼ残っています。動きの少ない穏やかな表現が好まれた時代にあって菩薩形で比較的体を大きく動かしている珍しい作例です。
その2
観音菩薩立像。ほぼ直立する3尺程度の像。右腕を下げ左肘を曲げ左前腕を前方に伸ばす通例の形制。持物、標識の化仏などなし。台座(後補)の上に立っているので斜め下から拝める。
頭部の大きなかたちのあり方がわかりやすい。頭の鉢(耳の上辺り)が張りだし、こめかみから目じりにかけて量(または左右の巾)がしまりながら前にせり出していく様子がよくわかります。仏像を作っているものには特にありがたい見え方です。(偉い先生の作品でもこの側頭部の張りと顔面(こめかみ)のしまりがまったく表現されてない事が多々ありますね〜ごにょごにょ)
背中は巾が広く衣文を殆ど刻まない天衣でほぼ隠してしまっています。手数を省いて早く作るための工夫でしょう。頭部から顔面にかけてのメリハリがよくわかる事や衣の太ももにかかるあたりに縦方向の衣文をやや多めに刻むところから平安時代も末ごろ、いわゆる籐末鎌初と呼ばれる時代のもだと思います。
その3
如来像頭部の前面部分。立像なら240センチ前後の大きさとなる仏像の顔面。ひたすら穏やかな球面構成と浅い彫刻でかたちをつくっていることがよくわかります。


